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白内障
目の中のレンズの役割をする水晶体が濁ってしまう病気です。
白内障は、放置さえしなければ基本的には失明する病気ではありませんが、一度発症すると、徐々に進行し自然には改善しません。
初期には進行を抑制するために薬剤治療を行いますが、最終的には手術をする以外の方法はありません。術後の状態を確認するため、診察は手術翌日、1週間後は来院していただきます。その後は経過をみて診察させていただきます。
症状
初期は自覚症状はなく、目が疲れやすくなったり、ピントが合わなくなったりします。
進行すると、目のかすみ、光がまぶしく感じる(差明感)、時々黒いものが飛んで見える(飛蚊症)などが見られます。
さらに進行すると視力が急激に低下します。
原因
一般的には加齢に伴って発症する病気で、早ければ40代後半より、遅くとも60代にはほとんど発症します。
加齢以外にも遺伝や紫外線、喫煙、糖尿病などの合併症などが原因となることもあります。
治療法
現在、白内障になってしまった場合の治療方法は、薬か手術のみです。
薬は予防と進行抑制を行うものであり、進行した白内障は手術をする以外の方法がありませんので日常生活に支障が出てきてしまっている場合は手術を早く行わないと、最終的に失明してしまいます。